11/20 それじゃゼロからもういっかい

数ヶ月前から固形物をあまり食べられなくなった。夕食はそこそこ普通に食べてるけど、朝はお腹がすかず、昼もお腹が空かず、そういう具合に、食事量が随分と減った。しまいには、食べることで腹痛を引き起こす日まででてきた。

それから、やけに気分の浮き沈みが激しくなった。あたしと年内に喋った人はわかると思うが、とにかく二面性がえぐい。にこにこ笑っていたかと思えば、急に怒り出す。悲しんでいたかと思えば突然投げやりになる。あたしの中でもちろん理由はあるけれど、あたし以外がそれを聞くことはほとんどない。

何をするにも気力がなくなった。

入浴や洗濯、食事が途端に全部億劫になった。だから、できない日もあった。しない日のほうが多い週もあった。今は流石にやっている。まあ、ひとりアホみたいな鼓舞をしなければできないが。

そうはいっても、フォロワーとの通話は楽しんでやっていたし、むしろ今も楽しんでいるけれど、気分の浮き沈みが激しい上に気力がないため、最近は何を話していいかわからない時がある。だからって何も話さずにいられるほど寡黙にもなれず、突然怒りを感じて、それでも黙っていられるほど大人にもなれず、全てを忘れ楽しめるほど子供にもなれない。こんな気持ちでするくらいなら通話なんてしなきゃいいと思うのに、フォロワーと話すのがたのしくて、あの空間に一刻も長く溶け込んでいたくて、溶け込めているかもわからないのに居座るのがやめられない。我慢というものが一切できない。

人を傷付けたくて語彙を持っているわけじゃない。むしろ人を喜ばせたくて、幸せにしたくて言葉をおぼえた。使えるようにした。それでも、あたし自身の情緒に左右されて、ひとを幸せにするための言葉を、人が傷つくように使ってしまう。そういう自分が、若干きらいになってきた。基本的に、自分だけが自分のことが好きでいるのに、それすらままならなくなった。

 

そういうところを、どうも見抜かれたらしい。

「最近のあなたは病んでいるようにしか見えない」

これは、上司と親に言われた言葉だが、変な話、職場の人や友人、家族、おそらくあたしと話したことのある人が、いだいている印象なんだと思う。

そういうわけで、周りに勧められ、あたしはメンタルクリニックなるものに行くことにした。べつにそれを嫌だとも、こんな風になって、ともあたしは捉えていない。単に人より多くの経験ができるなと思うことにしている。

 

ただ、そういうところに行くのなら、しっかり自分を見つめ直してから行くのが、正しいのではないかと思って、というか、まあたまには自分の事を見つめなおすのもいいかなあと思って、何回かに分けてあたしという人間を振り返ってみようと思う。

 

これはその第1回目だ。

ちょっと疲れたのでこの記事では振り返りはしないけれど、次の記事から振り返りはじめます。

もしよければ付き合ってほしい。突然書きたい事を書くようになるので、飛び飛びの振り返りにはなると思うが、よろしくおねがいします。

 

それじゃあとりあえず今回はこんな感じで。

またあとで、一緒に記憶の片隅でも覗きましょう。手のひらにグラス、大いに結構、こんなの飲まなきゃやってられん。

 

くまい